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【海外旅行】節約術~安全で楽しむ方法

みなさん、こんにちは

パンデミックが収束に向かい、海外旅行も以前のように行けるようになりました。

ただ、ここのところのインフレーションの上昇や円高で海外旅行も高価なものとなっています。

 

それでも海外へ旅行にどうしても出かけたいと思っているあなたへ、今回は海外旅行を節約する方法を3つのポイントでお伝えしたいと思います。

 

どうか最後までお付き合いできたらと思います。

 

1, 宿泊先やチケットは予約サイトを上手に使おう。

ホテルの滞在費、飛行機のチケットは、パンデミック収束して以降値上がりが続いています。

 

特に、夏休み中や年末年始などは値段が倍に跳ね上がります。

 

もし、休みがまとまってとれそうなら早めに予定を立てておきます。そして、早めに予約をするというのが節約となります。

 

とくに、オンラインの予約サイトではホテルと提携して割引制度があります。

 

こういったものを上手に使うと費用が安く上がります。

 

もし、それでも値段が高い場合は、B&B(ベッドアンドブレックファーストと言われる民宿)、AirB&B(オンラインで探せる民泊)を上手に利用しましょう。

 

これらのサイトはホテルよりも比較的安い値段で泊まることができます。

 

ですが、空港から離れた場所にあることがあるので、チェックインの時間などは宿主との交渉が必要となります。

 

飛行機のチケットは時間をずらすと値段が変わります。予約サイトを複数使うなどして値段のリサーチをしてみましょう。

 

最近では安いチケットを販売している航空会社も多数出ています。そういったサイトも合わせてチェックしてみましょう。

 

ちなみに、私あるコンフェレンスに参加するためにあるオンラインサイトでホテルと飛行機のチケットを購入しました。ホテルはコンフェレンスの会場となっているホテルから徒歩5分圏内で行けるモーテルにを予約。

 

コンフェレンスだと1泊170カナダドルのところ、半額の70ドルで予約ができました。

 

飛行機代も通常だと往復1200ドル近くかかるところ、650ドルで取ることができました。

 

2, 食事を節約する方法

旅行の食事は楽しみでもあり、大きな出費となります。

 

ここで楽しみながら出費を抑える方法をいくつかお伝えします。

 

食べなれているものを持って行く

ふだん食べなれている食事(味噌汁やごはんパック)、カップラーメンなどを持っていきましょう。

 

そうすることで、旅先での出費を抑えることができます。

 

ふだんから食べなれているものなので、突然の体調不良を防ぐことができます。

 

レストランを利用する回数を決めておく

海外ではレストランで食事をすると食事代だけでなく、サーバーのスタッフへのチップを支払わなければなりません。チップは食事代の15%から20%が相場と言われています。

 

物価高騰もあり、現地の人でも外食をするということは贅沢なことの1つと言われています。

 

特に、最近の円高ですべてが高くなってしまっていますから、この状態が毎回続くと、かなりの出費になってしまいます。

 

ですから、レストランでの食事はいつ、どこでするのかをあらかじめ決めておきましょう。

 

食事を持ち帰りする

もし、現地の食事を食べてみたい、そう思っていらっしゃるのなら、持ち帰りにしてホテルで食べるという方法もあります。

 

そうすることで、チップ代を支払わずに済みます。

 

食材を現地調達して料理する

もし、ホテルの部屋にキッチンがあったら、材料を現地調達して料理しましょう。そうすることで、食費はかなり抑えることができます。

 

地元のスーパーを探索するだけでも、楽しく買い物ができますし日本と違った体験ができますよ。

しかも、自分好みのものを作ることができますから、安心できますよね。

 

そして、買った食材は捨てずに、最後まで使い切りましょう。これも効果的な節約方法の1つです。

 

お酒はまとめて買って部屋飲みで

アルコールの値段は日本の3倍近い値段で提供されます。もし、カウンターで飲んでいる場合は、1杯ごとにチップが発生しますので、数杯で1万円近い額になってしまいます。

 

オススメは、リカーストアーなどで、缶ビール、アルコールを購入し、部屋で飲むという方法です。

 

そうすることで、バーや居酒屋で飲むよりもかなり値段を抑えることができます。

 

空き瓶や空き缶はバンクーバー市内のリカーストアに持っていくと、現金化してくれます。少ない額ですが、コーヒー一杯分くらいのお金になりますので、試してみてくださいね。

 

3, 大きな移動のない場所で過ごす

旅行に行くとあちこち出かけたくなりますよね。

 

美術館や博物館などに行くと、移動にかかる交通費や入場料がかかってしまいます。

 

私のおすすめは、敷地の広い場所1か所に出かける場所を決め、そこで一日過ごすようにすることです。

 

たとえば、ビーチに出かけたとします。ほとんどの場所では入場料のようなものはありません。

 

こういった場所を1日かけて探索し、海岸沿いを歩いたり、公園などを探索したりします。

 

例えば、私の家の近所にはスタンレーパークという大きな公園があります。町中にはイングリッシュベイ、サンセットビーチといった海岸が海沿いにあります。

 

海岸沿いの散歩コースをさらに北へ向かうと、セカンドビーチと言われる海岸があり、そこを、もっと奥へ向かうとサードビーチという海岸があります。

 

この散歩コースぐるっと一回りできるコースとなっており、私の足でも2時間近くかかります。

 

この途中に鳥がたわむれる池があったり、展望台があったり、景色の良いスポットもあって1日中楽しめるようになっています。

 

こういう場所で過ごすのも1つの方法です。

 

海外には日本とは違い、自然がいっぱいの公園があちこちにあります。特にカナダは自然が多いことで有名なので、ぜひ1度は足を運んでほしいものです。

 

公園はトレイルという山登りさながらのコースもあります。公の散歩道と違い、自然に囲まれた場所にあります。

 

日中は自然を堪能できて、ハイキングなどをするのにはいい場所なのですが、夕方や夜などは外灯もなく、すぐ暗くなります。

 

このような時間帯には行かないようにしましょう。

 

こういった公園には野生のコヨーテなどが住んでおり、危害を加える可能性があります。

 

それ以外にも、ホームレスが公園に住んでいることがあり、窃盗などが起きることがあるからです。

 

4, 安全対策

海外に来たからには、さまざまなトラブルには巻き込まれたくないですよね。

 

そこで、対策方法をいくつかお話しします。

 

大切なものは肌身離さず

パスポートや財布などは常に持っていましょう。いざとなったときに、「身分証明書を見せてください?」と聞かれることがあります。

 

こちらの場合は健康保険証と運転免許証が一体となった身分証明書がありますが、日本ですと、これに該当するのがパスポートとなります。

 

パスポートが唯一あなたのことを証明できる身分証明書となりますので、いつでもどこでも持って歩くようにしましょう。

 

万が一現金を持ちるか無くてはならない場合は、シャツの内側になどにクロスボディータイプのバッグを利用して財布と分割して入れておくようにします。

 

ホテルにセーフティーボックスというものもありますが、ホテルの掃除係の人が入って盗んでいくということもあります。

 

ですから、自分で持ち歩くのが一番です。もし、大量の現金があるのであれば、スーツケースなどを利用し、施錠しておくのがいいです。

 

カバンは必ず体にかけて

ハンドバッグを利用する際は、肩掛けせず、体に斜めにかけるようにしましょう。

 

場所取りのためにカバンを置いたり、パソコンやスマートフォンなども置くことは止めましょう。置き引きは海外では頻繁に起きています。

 

その代わりにジャケットなどを椅子に掛けるようにしましょう。

 

もし、交通機関を使用する際、バックパックは必ずジッパーを閉じ、しょいっぱなしにせず、カバンを前で背負うようにしましょう。

 

日本と違って電車やバスの中での盗難は頻繁に起きます。ですから、寝ることのないようにしましょう。寝てしまうと貴重品を狙われる可能性があります。

 

驚くぐらい多いホームレス

日本ですと、ホームレスが出没する場所はある一定の場所に限られますが、コロナ以降ホームレスの数は増えています。

 

ホームレスのほとんどは、精神に疾患があったり、依存症者という確率が高いです。

 

物乞いされる率も半端なく増えています。物乞いされてもお金を上げたりしないようにし、その場を通り過ぎましょう。

 

彼らの目的は現金を手にすることで、再びドラッグなどを手にすることなのでこういった彼らの目的に加担しないよう、知らんぷりして通り抜けるのがいちばんです。

 

マリファナなどの違法薬物がたくさんある

日本だと大麻などの違法薬物の取り締まりがとても厳しいですが、カナダでは大麻は2016年から合法になりました。

 

アメリカでも州によっては合法ですが、カリフォルニア州などの主要な州は今も厳しく取り締まっています。

 

こちらでも、バーに行くとバー専属のドラッグディーラーというのがいて、薬物を売っているということがあります。

 

こういった人から薬物を買うのは絶対にしないようにしましょう。日本では考えられないくらい強いドラッグが出回っています。

 

この薬の作用はとても強く、しかもお酒の酔いでより強化され、少量で過剰反応が出てします。

 

こうしてオーバードーズ(過剰摂取)で命を落とすこともあります。

 

近年、カナダではフェンタニルという薬物のオーバードーズが多数起きており、問題となっています。

 

絶対にこういったところから買わないようにしましょう。

 

以上、

海外旅行での節約術と安全対策について書いてきました。

参考になれば幸いです。

 

最後まで読んでくださって、どうもありがとうございます。